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初夏の蛍の記憶|つないでいきたい心

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雨の夜に灯る命

雨の降る夜、傘をさして家族で向かったのは、近くの“ホタルの里”。
毎年の恒例行事となっており、「今年もそろそろ蛍が見える時期だね」と話しながら出かけるこの時間は、我が家にとって特別な癒しのひとときです。

その夜は、雨が静かに降っていました。
蛍が見えるか不安でしたが、森の奥に入ると、ふわりと光る命が見えはじめました。
雨に濡れながら、それでもしっかりと光っている蛍の姿。
ふと視線を上に向けると、葉や枝についた雨露が蛍の光と重なって、まるで小さな宝石のように輝いていました。

私はそのとき、「ああ、雨露ってこんなにきれいだったんだ」と気づいたんです。
蛍を見に行くまで、そんなことすら忘れていた自分に驚きました。

蛍は自然のバロメーター

蛍は、水がきれいな場所にしか住めないと言われています。
つまり、蛍がいるということは、自然がちゃんと守られているという証でもあるのです。
私の家族は、近くのホタルの里だけでなく、少し遠くの観賞スポットにも足を運び、今だけの季節の恵みを楽しみにしています。

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世界と日本の「蛍文化」

日本では蛍は初夏の風物詩として昔から親しまれてきましたが、日本と比べると、世界ではそうではない国も多いようです。
静かに自然の中で鑑賞する文化はそこまで根づいていないといいます。
ヨーロッパでも一部には生息していますが、日本のように「蛍を見に行く」という習慣自体が珍しいそうです。

その違いを知ると、だからこそ、蛍を見られる私たちの暮らしは、とても豊かで、貴重な時間なのだと思います。
そして、子どもたちにもその美しさと儚さを感じてほしい。
「きれいだけど、あっという間に消えてしまう」その命のかがやきを、忘れないでいてほしい。

毎年変わらないようでいて、少しずつ変わっていく自然の中で、蛍はきっと私たちに大切なことを教えてくれているのだと思います。

音で描く蛍の記憶

この体験から生まれたBGM『Rainy and Dewy Night』も、そんな蛍と雨の夜の静かな記憶を音で描いた作品です。
自然の中に宿る癒しのひとときを、音楽を通して伝えられたら嬉しいです。

-seasundiary🌙

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